あなたはアースエンジェルですか?vol1ドリーンの本から読み解く

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アースエンジェルとは何か?~ドリーン・バーチューの「アースエンジェル革命」

天使好きなら誰もが知っている、ドリーン・バーチューが「アースエンジェル革命」という本を出していますね

この本は、感受性が強いけれど一方でこの地球をより良い愛の星にするために、高い目的を持って転生した魂のことを、アースエンジェルと呼んで、彼らに人生指南をするような内容になっています

実際に名前の通り、天使というものがこの人間世界に転生しているのかどうかは、昔から非常に意見の分かれるところで、まだ誰も真実のところはわかっていません

天使も肉体に入り転生するとか、人間と天使の中間ぐらいに位置する魂がいるとか、天使が人間になること・なったことは絶対にないとか、意見解釈チャネリングは様々です

ただここでドリーンが言いたいことは、天使的な存在であるか・天使は転生するのかという極めて「ニューエイジ的な」議論ではなく、「アースエンジェル」とは広く世界や社会を、そして自分自身を愛で満たそうとし、愛で満たすことが出来ると純粋にも信じている魂全員のことを指し、一般的にはライトワーカーやウェイシャワ―という言い方をしたりします。また世代別に言うとインディゴチルドレン、クリスタルチルドレンなどもその分類に入るでしょう。ここでいうアースエンジェルとは、必ずしも霊的な力を持って生まれて、天使というものにつながっているとか、天使の知識を沢山持っているとかいうわけではありません。ドリーンは「ライトワーカー」という言葉を少しやわらげて、またもっとロマンティックな存在として伝えたかったのだと思います。現に最近では私を始め、ライトワーカーという言葉自体を好きではない人、卒業してしまった人もいますから。私も個人的にはアースエンジェルという言葉の方が好きですね。単純に、美しいですよね。Earthangel. It’s graceful.

さて、私自身は、「天使の生まれ変わり」が地球にいるかどうか?と聞かれたら、「います」と言う意見派です。私は実際、本当に天使の生まれ変わりだと感じるオーラを持っている人を何人か見つけていますし、今の地球のスピリチュアルなエネルギーの蔓延のなかでは、天使が人間のかたちになって生まれ(というか肉体に入って)活躍していても全然おかしくない。ただ、その代わり人間の中に「入る」ので、馴染めなくて大変だと思いますよ。決して楽ではないはずです。また、必ずしもそういう人たちが自分のスピリチュアルな面に気づいて、それを生き、自覚しているわけでもないです。実際のところは神様にしかおそらくわかりませんが、天使が生まれかわってくるかどうかは不確かでも、高度なエネルギーを持った「人間」の姿をした魂がいることは事実です。そしてその中には、天使に極めて近い存在、天使のようなオーラの人、天使的役割をもって生まれてきた人などがいるのも事実です。でも、自分がそうかどうかは、気にしないでください。あまりにも、自分のアイデンティティーをスピリチュアルなものとして確かめたがる人がいますが、(例として、自分は前世で聖人だったと言い張る人や、自分こそ地球を救う任務を持ったライトワーカーとか、私の子供こそクリスタルチルドレンだとか、すべて特別意識を持ちたいだけなんですね) でも自分ではわからないものです。本当にそうなら、多くの他者に「そう言われる運命」にあるでしょう。インチキな占い師や適当なヒーラーに「前世は聖アウグスティヌスだった」と言われるってことじゃないですよ。本当にそうなら、何も探らなくても、何も聞かなくても、知りたくさえなくても、どこからともなく誰かに、複数の誰かに、何度も言われる体験をするでしょう。「あなたは特別なミッションを持っている。あなたは、特別な何かを持っている」と。まるでハリー・ポッターのダンブルドア先生のような人が不意に現れて、詩のようにそう静かにかたるでしょう。賢明な力を持つ人が、それを伝えるため、私たち自身のエゴの追及欲求よりはるかに鮮明にそして聡明にそれを見抜くものです。むしろ、この記事を読んでいるということは、何らかのかたちで、地球に愛を、新しいエネルギーを、変容をもたらす目的があって来ているんだということだけは確かです。じゃないと、このようなブログにたどり着かないと思うんです。

ドリーンは書籍の中で、アースエンジェルの定義を以下のように伝えています

♥感受性が高い
♥周囲から見れば考えが甘すぎると思えるくらい純粋な気持ちで生きている
♥神の愛をここをから信じている(宗教的教義に限らない形で)
♥優しくて思いやりがある
♥人の隠された才能を含め、長所ばかりをみようとする
♥他の人たちから信頼される楽観主義者である
♥特有の良さを利用されてしまう
♥人間関係で傷ついた経験があるが、それでも真の友情を信じる
♥マニフェステーションやユニコーン、妖精、人魚などスピリチュアリティの魔法的な要素を信じている
♥見知らぬ人まで含め、人の役に立とうとする義務感使命感がある
♥すべての人が幸せであることを祈っている
♥心乱れている人を見ると、自分も心が痛む
♥すべてが公平であるべきだと信じている

私自身のアースエンジェルについての定義は以下の通りです

♥感受性が強い
♥地球に対しても人に対しても、優しく、傷つけたくないと思っている
♥人から傷つけられることにすごく弱い
♥自分がこの社会の荒立った側面に合わないと漠然と思っている(違和感)
♥スピリチュアリティーに対して、並々ならないあるいは普通に関心を持てる
♥何らかのスピリチュアルな能力、あるいは感性を持っている
♥自分の生まれてきた目的を知りたいと強く願っている
♥生まれてきた目的を何とかして生きたいと、成就したいと強く願っている
♥生まれてきた目的やミッションに一度気づけば、大きな能力や美意識、才能を開花させる
♥世界は本当は美しい、人は本当は美しいと、社会に何が起きても心の底ではちゃんと強く信じていて、それを”知っている”
♥何が起ころうとも、自分が過ちを起こそうとも、真善美が本質だと、魂の底では知っている
♥自分に対して完璧主義で、ゆえに「私なんかが何をやっても大したことはない」とか「本当はこうあるべきなのに、善とは言えないことをしてしまったと
自責する傾向がある
♥美しいもの、天使や見えざる世界を愛している(浮ついた気持ちでではなく、故郷のように親しむ)

です

ただ、私自身は「定義」するということ自体があまり好きではありません。ライトワーカー、インディゴチルドレン、アースエンジェルなど、さまざまに定義されてきましたけど、定義してしまうと、「ここは当たっているけどここは違う」とか、みんな自分に照らし合わせて考えてしまう。でも、ライトワーカーもインディゴチルドレンも、アースエンジェルも、皆様々な個性があって、必ずしもこうだという姿はないと思うんですよ。これは大体の傾向です。

ドリーンが本の中で言いたかったこと~依存しない・依存させない健全な関係

さて、ドリーン・バーチューはこの本で何をテーマにしているかというと、大きくは「アースエンジェルという感受性が強いが優しい人たちが、他の人達とどう付き合っていくか」という人間関係への対処についてがテーマになっています。この本は、ある意味感受性が強いスピリチュアルな人々への、人付き合いの方法についての本と言ってもいいくらいです。なぜこうしたことがテーマになっているかというと、概してスピリチュアルな感受性の強い人々は、他者に利用されたり、他者からエネルギーを吸い取られる傾向があるからです。他者に足を引っ張られていては、本来の目的を生きられず、その妨げになります。しかし、スピリチュアルに高度に成長している人やそういう能力を持っている人、あるいは心が開いていて優しく、愛を信じて生きている人の周りには、どうしても、その「愛」を頂戴しようと集まってくる傾向があるのです。

ドリーン自身も、たびたびそのような経験をしたようで、以前から他の書籍でも幾度となくそのような「エネルギーを吸い取る人」や「依存してくる人」について書き、そういう人が現れたら、きっぱりと境界線を引くようにアドバイスしています。そして満を持して、きちんと境界線を引いて、依存されることなく、きっぱりと自分の意見を言って生きるメッセージを書きたくて、この本を推敲したのだと思いました。

私自身も、ヒーラーとして生きていて、たびたび人に一方的に頼られるという経験をしてきました。しかし、昔は「愛をもって人に接しなければならない」「ヒーラーなのに、ノーと言ってはいけないじゃないか」と自分を罰するような気持にばかりなっていました。常に人を受けとめてあげるのが、自分の義務だと思い込んでいたのです。そうして、辛い気持ちになることもたびたびありましたが、それでも耐えるのが「正しいヒーラー」なんだと思い込んでいました。

しかしあるとき、本当に私に依存してくるクライアントさんがいました。その人はセッションが終わっても延々と、夜となく昼となく連絡してきては、自分の人生はひどいとか、どうすればいいのかとか、天使は何と言っているのかとか、聞いてきました。そのうち電話やメールを開けるのも嫌になりました。
それでも、我慢して受けとめるのが「愛」なのだと思っていました。

とうとう私は他の先輩ヒーラーに相談したんですね。そしたら、すごい厳しいことを言われました。
「あんた、それでもプロなの?それでほんとにヒーラー?嫌なことには嫌だって言えないわけ?ちゃんといいなさいよ。それがプロでしょ。きつくてもなんでも、相手との間に、ちゃんと線を引けないんだったら、そんな仕事やる資格ないでしょうよ」
みたいなことを、がつーんと言われました。正直、もうちょっと優しい言い方はないのかとも思いましたが、今では、それくらい厳しい言い方をされて、逆に目が覚めて、それ以来、自分はすっかり変わりました。

私は無条件の愛というものが何かを間違って解釈していたのです。無条件の愛とは、自分自身も他者も、同じくらい敬い、同じだけの自由を持っていることを認めることだったのです。それなのに、一方的に頼ってくる人に対して、「優しく、いつでも受け止めて」という態度をとることが「愛」だと思っていました。そして、今でもそう思っている人が大勢います。だから、最初はやる気満々だったのに途中で疲れ果ててやめてしまうヒーラーはいっぱいいます。また、ヒーラーと言えば頼ればいいんだと、すぐに依存的態度になって境界線が保てない人が大勢やってきます。

以前、カナダのヒーラーの先生が、「自分がしっかりグラウンディグして、自分の意見をしっかりと伝えるようになり、依存は受け入れませんよ」という信念と態度を持つようになると、不思議と、依存してくる人やそういう傾向のクライアントが、自分のところに来なくなった。これはとても興味深いことだった。」と言っていました。

私の場合も、例外はありますが、自分の態度を日ごろからはっきりさせ、多少厳しくてもはっきりものを伝えるようになり、迷惑だったり嫌なことは嫌だとクライアントさんやスピリチュアルな仲間などに言うようになってから、不思議と依存する人が寄ってくることは激減しました。

ドリーンがこの本を書いて、1冊分もの長文で、依存してくる人を寄せ付けず、優しくなりすぎず、愛を勘違いせず、自分らしく生きていこうと伝えているのは、よっぽど、それを伝える必要性があると感じたからでしょう。

確かに、スピリチュアルなことを仕事にしている人や、スピリチュアリティーに心開き霊的に生きている人、優しい心の持ち主、社会を変えようと奮闘しているインディゴやクリスタルの周りには、そういう人が集まり、そういうトラブルが多いに違いありません。今の時代、誰もがさまよっています。誰もが、先が分からず、また意識的無意識的にも、地球に莫大にやってくる宇宙的な変容のエネルギーにさらされているため、一部のチャネラーたちはいかにも自分たちは宇宙で起きていることが分かっているようなことを言っているけど、実際のところは1年先も全く見えない帆と混沌としており、何がなんだかさっぱりわけもわからない時代でもあるのです。

そういう時、少しスピリチュアルなタイプの人がいると、そしてその人が優しそうだと、どうしても「頼りたい」そして縋り付きたいと思う人が出てくるのは仕方ありません。そういう人たちはまた、自分では依存したりすがったりしていると思っていないからまたまた面倒なことになるのです。

アースエンジェルはしなやかに

また、もう一つ言えることは、あまりにも自分自身のライトワーカー、ウェイシャワー、あるいはアースエンジェルやスピリチュアルに進化しているというアイデンティティーが強すぎ、「私たちこそが地球を救っている」とか「ライトワーカーのおかげで地球はここまでこれた」とか「私たちはやらなければならない、愛のために」とか、あまりにも戦士的にそういう観念が強すぎる人の周りにも、依存したがる人は集まってきます。そういう人は、「救わなければならない」とか救っているんだ、という波動的メッセージを自分から出しているので、「では救ってもらおうか」と他の弱い魂を引き付けます。そして、いつもそういう魂(他の人たち)に見える形見えない形で依存され、エネルギーを取られているのです。だから、「こうしなければならない」とか、スピリチュアルな戦士としてのアイデンティティーが強すぎるのも問題なのです。

私はたびたび天使に言われます、「地球を救うのはライトワーカーではなくて、すべての個々人の選択の結果です」と。「確かにライトワーカーやアースエンジェルと呼ばれる人たちは地球に多く貢献しているし、様々なその努力を私たちは見届けて応援してきている。感謝もしている。その貢献は非常に大きい。けれども、地球の運命は地球の魂のすべてがみんなで決めていくもの。誰か一部が動かしていくものではない」

あまりにも強い「自分たちが地球の最先端存在」みたいな意識を持ちすぎると、逆にただの傲慢になっていくので、すべてはなんでもほどほとにしておいたほうがいいと私は思ってます。

今の時代、いよいよ本格的に地球は変容の軌道に乗り、変容のスイッチが入ったと感じています。多くの人が、大きなシフトの起こるタイミングの度にウェイクアップコールを受け、より魂レベルの自分を生きようとするでしょう。その一方で、非常に混沌とした状況も続くと思われます。そういう中で、アースエンジェルの役目は多岐にわたります。このブログを読まれているかたや、日ごろから私のセッションを受けてくださっている方、私の友達たちはみな、アースエンジェルだと思います。だからこそ、みんなそれぞれの能力で地球を輝かせる何か素敵なミッションを持っていると思うのです。それに気づいて、輝くためにも、人との健全な境界線、健全な関係性は土台・基礎になることです。

どうしてもスピリチュアルというと、壮大な宇宙的な話にばかり注目があつまるのですが、やはり、自分がいかに健全な人間関係を創っていけるかということも1つのベースなのだと思っています。

次回は、こうしたアースエンジェルへの、Brendaからのメッセージを載せます。